iPhoneを水没させない予防策と水没対策
iPhone修理
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はじめに
- iPhoneを使用するうえで故障はつきものですが、避けることのできる故障は多く、とくに注意すべき故障原因は「水没」です。 水没した場合は、データが消えたり、誤動作や不具合が起きたり、最悪の場合は電源が入らなくなるなどのトラブルが発生します。 近年のiPhoneは耐水性が高くなっているので、少し濡れた程度では故障しないものの、まったく故障しないわけではありません。 そこで本記事では、iPhoneを水没させないための「予防策」や水没した際の「対策」について解説します。
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水没予防
- ①iPhoneをポケットに入れない iPhoneをズボンのポケットや胸ポケットに入れている人を見たことがある方は多いと思いますが、これはとても危険な持ち運び方です。 ポケットはiPhoneを簡単に入れることができて持ち運びやすい反面、落としやすいという側面も持ち合わせています。 そのため、ポケットにiPhoneを入れた状態でしゃがんだり、前かがみになると不意に落下しやすくなってしまうため、なるべくバッグに入れて持ち運ぶことをおすすめします。 なお、ズボンのお尻のポケットは、iPhoneに圧力がかかり別の故障の原因となるので注意してください。 ②トイレやお風呂には原則持ち込まない iPhoneは動画や音楽再生など様々な場面で使用できることから、お風呂やトイレに持ち込む方が多いのが実情ですが、水が近くにあるのはとても危険といえます。 また、夏になったら海やプールなど様々な場面で写真を撮ったりと活躍する場は多いですが、水没リスクが非常に高いです。 そのため、水辺にはなるべく持って行かないことと、万が一外出先でトイレに行った場合は、なるべくドア付近にカバンに入れて置いておくなど、リスクを抑えるように努めるといいでしょう。 ③雨や雪の場合は使わない 夏場には台風やゲリラ豪雨など急に天気が悪くなる場合が多く、また冬になると雪が降ったりと、外出時においても水没リスクはゼロではありません。 近年のiPhoneは耐水性が向上しているため、少しの水滴では浸水しませんが、雨や雪に長時間当たっていると水没と同じ状態になる可能性が高いです。 そのため、天気が悪いときはなるべくカバンに入れて持ち運ぶなど、水に当たらないような対応を行ってください。
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水没対策①＜グッズ＞
- ここまで水没の予防方法について解説してきましたが、完全に注意しながら水没を防ぐことは不可能です。 そこで、水没リスクをより抑えるためには便利なグッズを使うことをおすすめします。 便利グッズを使うことで、iPhoneの落下を防いだり、水辺に持って行ったとしても水没リスクを減らすことができます。 すでに使用している人も多いかもしれませんが、便利でなおかつ水没リスクを抑えるグッズを3つ紹介します。 ①バンカーリング バンカーリング（背面リング）とは、iPhoneの背面に取り付けて指をひっかけて操作することで、落下を防ぐことができるグッズです。 バンカーリングは、テープ式のものが多いため、簡単に取り付けることができるグッズで、価格も比較的安く買えるため使用している方が多い便利グッズです。 また、バンカーリングはスタンド機能がついているものがあり、iPhoneを机の上などに立てることもでき、リングを使わない場面では折りたためるので邪魔と思うこともないでしょう。 ②防水ポーチ 防水ポーチとは、iPhoneをポーチに入れてチャックを閉めることで、水辺で使用しても浸水しないグッズになります。 ジップロックなどに入れて持ち運ぶ人もいますが、耐久性に欠けることから、iPhone専用の防水ポーチを使用することをおすすめします。 専用の防水ポーチは防水効果が高く、ストラップがついているものが多いので首からかけて持ち運んだり、カメラ撮影もしやすいという特徴があります。 ③防水カバー 防水カバーとは、iPhoneを装着して使うタイプのグッズで、防水ポーチよりは簡素なものになります。 しかし、防水カバーも充電端子やスピーカー端子など必要な部分はしっかりと守ってくれる構造になっており、操作性についてもストレスなく使用できるという特徴があります。 防水カバーは、水の多い場所でiPhoneを操作しなければいけない人に向いていますが、構造上の欠点として熱がこもりやすいので、その点は注意しながら使う必要があります。
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水没対策②＜事前設定＞
- 水没対策はグッズを使うことがすべてではありません。 どうしても完全に水没や故障を防ぐということは絶対に無理なので、故障しても慌てなくていいように事前の設定も行っておく必要があります。 そこで、実際にiPhoneを使っていて、いつ故障しても大丈夫なように以下の対応を行ってください。 ①各サイトのログイン情報をメモで残しておく 近年のiPhoneはブラウザにつないで、登録しているサイトにログインする場合、自動で入力してくれるという便利機能があります。 しかし、自動入力という便利機能があるために、ログインIDやパスワードを忘れているという方は少なくありません。 そのため、再度入力しなければいけない場合に「ログイン情報がわからない」ということが起きないように、紙などにメモで残しておくことをおすすめします。 ②バックアップを取っておく iPhoneが水没して電源が入らなくなると、データの救出ができない場合があります。 そうなった場合に、必要なデータが消えてしまって悲しい思いをすることは目に見えています。 そうならないように、iPhoneが通常に使えるうちにiCloudかiTunesでデータのバックアップを取っておくことが望ましいです。 バックアップデータを取っておくと、万が一水没で交換が必要となった場合も簡単に復旧することができます。
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水没は完全に防げない
- ここまで水没予防や対策について解説してきましたが、何度も言いますが完全に防ぐことは不可能に近いでしょう。 使っているうちに、たまたま水を被ってしまい水没してしまうこともあります。 そしてiPhoneが水没してしまって電源が入らなくなったり、不具合が起こっている場合は自分ではどうすることもできないので修理に出さなくてはいけません。 そのため、iPhoneが水で濡れたり、水没してしまった場合は、なるべく早く修理店に持っていきましょう。 修理店に持って行くことで故障せずに済んだり、今後も安心して使用していくことができ、また余計な費用を払わずに済むでしょう。
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